兵庫県尼崎市にある洋菓子店「Riviere-リビエール」。1982年に創業し、今は2代目の西剛紀さんという方がお店を経営しています。とあることをきっかけにSNSでも話題を呼んだリビエールですが、今回はそんな話題店の商品である「ベルランゴ」をご紹介します。
Twitterで一体何が?
まずは、Twitter上でリビエールに何が起きたのかをご説明します。
今年の5月に、西さんがチョコレートで作ったカーネーションのケーキの写真を投稿。そこに添えられたメッセージに多くの人が心動かされました。
その後もリビエールの商品はお取り寄せスイーツの最高峰「婦人画報のお取り寄せ」にも取り上げられ、同サイト内の2020年の上半期スイーツ TOP3に輝くなど、その勢いはとどまるところを知りません。
期間限定で初の東京出店!

去る6月1日から6月10日まで、渋谷スクランブルスクエアにて期間限定で初の東京出店が行われました。その情報を手に入れた編集部は、さっそく渋谷へ。
朝の9:30ごろ駅に到着し、「11:00開店なのにこんなに早く着いちゃって、もしかしたら一番乗り?」と高鳴る胸をおさえつつ目的地へ向かうと、なんとそこにはすでに長蛇の列が。恐るべし、リビエール。
期間中は、「チョコサンドクッキー」「ラングドシャ」「ベルランゴ」「Tシャツ」の4種類の洋菓子とグッズが販売されていました(「チョコサンドクッキー」「ラングドシャ」は別記事にて紹介予定です♪)。
今回はその中でもひときわカラフルな「ベルランゴ」をレビューいたします。
フランスの伝統的なお菓子「ベルランゴ」
そもそも「ベルランゴ」とは、南フランスで1840年ごろから作られている飴で、もともとはフルーツの加工品を作るときにできるシロップを使って作り始めたものなのだとか。
技術を必要とするベルランゴ作りですが、西さんは百貨店の催事で来日したフランス人の飴職人が目の前で作る様子を観察し、見よう見まねで完成させてしまったというから驚きです。

みずみずしいフルーツが口の中ではじける!
食べる前にまず注目したいのは、ビンのデザインのかわいさ。蓋をくるんでいる布も、夏のさわやかさを感じさせる淡い色の花柄。乙女心をキュンとくすぐられました。
最初に食べたのは、ローズ味のベルランゴ。ツヤツヤと光を反射しており、まるで宝石の欠片のよう。原材料にもバラの花の抽出エキス、バラの花が使われているだけあって、甘さと一緒にバラの愛らしい香りが鼻をくすぐります。
至福の時間を言葉通り”味わった”後は、フルーツの飴に。洋梨味を食べてみましたが、バラ味とはまた違う、みずみずしいフルーツのお味が口の中ではじける!自然なフルーツの風味があり、砂糖の甘ったるい感じがありませんでした。

まとめ
一粒だけで贅沢な時間が堪能できるリビエールの「ベルランゴ」。ビンもかわいらしく、食べ終わった後はジャムを入れたり、ペン立てにしたり…色々と使えそうです。
口に広がるさわやかなフルーツの味に、甘いものが苦手なあの人も、ついつい手が伸びてしまうかも?もちろん、甘いもの好きには食べ過ぎ注意の(笑)、特別な日のための飴です。