連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第4回 古谷大和さん

古谷大和1

古谷大和さんがギフトについて考える【「M・A・D朗毒」後編】

楽屋差し入れや、関係者へプレゼントを贈る機会の多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクトするか、差し入れはどんなタイミングで何を届けるかなどを考えてもらう。

今回は、第3回「前川優希さんがギフトについて考える」後編として、「M・A・D朗毒」で演出を務める俳優・古谷大和さんが登場。本作品で演出家デビューとなる古谷さんに作品への意気込みを伺いつつ、共演者やギフトについても語ってもらった。

(撮影:阪本勇/ヘアメイク:佐藤由佳/取材・文:中村佳子)

関連記事

前川優希さんがギフトについて考える【「M・A・D朗毒」前編】 楽屋差し入れや、関係者へプレゼントを贈る機会の多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクト[…]

前川優希1

「M・A・D朗毒」について

第4回の「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」を担当する、古谷大和です。今日は、僕が初演出を務める朗読劇「M・A・D朗毒」のことやギフトについてお話したいと思います。

朗読劇「M・A・D朗毒」とは

前回、前川優希くんが言っていましたが、この「M・A・D朗毒」は映像化や配信はありません。ないからこそ表現できるマッドな世界をお見せするつもりです。回替わりで舞台に登場する3人が主軸となってマッドな物語を織りなします。この作品では、あらゆる世界をごちゃ混ぜにして、ひとつの新しい世界を作り出す、ということをマッドであると定義しました。「朗毒」とうたっているように、皆さんにとって中毒性のある作品になるよう作っているところです。

キャストは全員男性ですが、優希くんが言った通り女性役が1人いるので、キャストに女性の恰好をしてもらうことも考えています。もし優希くんがやりたいなら、この舞台で満を持して優希くんとして初の女性役をやってもらうのもいいですね。今まさにどのキャラクターをどのキャストに当てるか考えているところですが、誰にどの役をやらせてもいいなあ、と贅沢な悩みを抱えています。全員実力のある良い役者ばかりが集まってくれて、本当に幸せです。

古谷大和2

演出家として

モノを作るのが好きな体質ということもあって、演出の仕事には前から興味がありました。できるなら照明や音響の目線で舞台を見てみたいとも思っています。モノ作りはいろいろな立場の人がいてこそ完成すると思っているので、できることならすべての立場で舞台に携わりたいくらいです。

今回、演出という関わり方をさせてもらう中で、演出家と演者は同じ空間を共有しながら本番に向かっていく過程で、やっている作業や通る道が違うことはあっても、作品に対する愛情に変わりはない、ということを実感しています。演者と演出、両方の目線からそれを感じることができて、非常にありがたいです。この朗読劇の間は、僕は黒子に徹して、目立たないように黒い服で会場にいたほうがいいかな、と思っています。

作品の見どころ

演者として役に向かうときは、演出家や脚本家の描きたい世界を忠実に表現するし、原作の素敵な部分を壊さないように、その舞台やそのキャラクターを皆さまに愛してほしいという思いで、自分を滅して役に入っています。

演出家の立場になってみると見方が変わって、その役者のいいところを出してあげたいという気持ちになっています。キャストの個性がこの朗読劇のマッドな部分をより引き出してくれることを期待していますし、キャストそれぞれの素敵なところをたくさん見たいです。

古谷大和4

毎回キャストも変わって、一度も同じ組み合わせで幕が上がることはないですし、もしかしたら同じ役を別のキャストが演じるということもあるかもしれません。舞台は同じキャストで同じ演目をやっても全く同じものはできませんが、これまで以上にそういう側面を色濃く見ることができると思います。

ギフトについて

ではここからギフトについてお話ししていきましょう。

前川優希さんへのプレゼント

先ほどから何度も名前が出ている、前川優希くんですが、本当に見飽きるぐらい一緒にいる。引き寄せあうのか同じ舞台にキャスティングされることが多く、いつしかプライベートも一緒にいることが多くなっています。優希くんは12月17日が誕生日で、毎年一緒にいるし、僕の部屋で誕生日を迎えたこともあります。今更プレゼントを贈るとなると考えちゃいますね。僕がもらって一番うれしいのが手紙なので、手紙とかになるでしょうか。インテリアになりそうな便箋を選ぶのもいいかもしれません。

レターセット
参考商品/出典:nano・gem・works

もらったらうれしい大好きなもの

これも優希くんに聞いたと思いますが、僕、甘いもの好きで、甘いものなら全カテゴリ好きです。甘いもの図鑑があったら、全頁のものを好きと言っていいくらい。幼少期を何年か海外で過ごしたんですが、その当時よく食べていたものは、主食もお菓子も甘いものがとにかく多かった。だからその時に出来上がった味覚が、今も変わっていないみたいです。

外国のお菓子がいろいろ

海外のお菓子
参考商品/出典:Kraso[クラソ]
よく海外のお菓子は甘すぎて食べられないという方もいますが、僕はパクパク食べます。基本的に味のしっかりしたものが好きですし、調味料をびしゃがけする文化の中で育ったので、なかなか舌が変わらないと思います。

大人になってお出汁や素材を味わう良さがわかってきましたが、今も一番好きな食べ物は子供の頃と変わらず、ホワイトソースがかかったオムライスです。

オムライス スペシャルセット

ポムオムライス
参考商品/出典:【公式通販サイト】ポムの樹

古谷流プレゼントの心得

プレゼントをもらったら

プレゼントは本当に何をもらってもうれしいですし、みなさんもそうだと思うんです。僕の場合は、特にお手紙が一緒に添えられていると気持ちが伝わってきてうれしさが増します。

ギフトを贈ろうと思ってくれた気持ちがありがたいので、いただいたプレゼントは必ず使わせてもらっていて、今日のお洋服も応援してくれている方々からプレゼントしていただいたものです。
僕、ぱっと見より大きいのか、たまにどうしても入らないお洋服をいただくことも。どうにか着る方法はないかと思うんですが……それが本当に悔しいです。

クリスマスプレゼントの思い出

僕は1年の行事の中でクリスマスが一番好きなんです。だから今年もまだ10月(取材時)ですがクリスマスツリーの準備をしました。僕の身長より少しだけ背の高いもみの木に、赤やゴールドのオーナメントを付けて電飾も飾ってあります。クリスマスツリーはこだわっているので、どこのホテルにも負けないくらい素晴らしい完璧なツリーです。

僕の母もクリスマスが大好きで、昔からクリスマスの朝はリビングにあるツリーの下にクリスマスプレゼントが置いてあって、すごくワクワクしながら起きた思い出があるので、クリスマスプレゼントの渡し方なら、それが一番理想で、好きな渡し方です。

クリスマスツリー たっぷりデコレーション

クリスマスツリー
参考商品/出典:ガーデン用品屋さん

家族へのプレゼント

最近で言うと母にキーケースをプレゼントしました。母はすぐにカギをなくしちゃうので、もうなくさないようにね、という気持ちを込めて。
ギフトを贈るときは、実用性を考えて必要そうなものを選びますし、弟や妹なら欲しいものはないか聞いちゃいます。家族だから結局欲しいものをあげたほうが、喜んでもらえるし使ってもらえると思うんです。

MARNI キーチェーン

マルニ キーホルダー
参考商品/出典:SSENSE

最近は弟も妹も欲しいものをプレゼントしたくても、何が欲しいか言わなくなってしまったので、たまにはサプライズも必要ということでしょうか。僕としては欲しいものをプレゼントすることで頼ってもらっている気がしていたので、もっと言ってほしい気持ちでいっぱいです。

 

最後に

欲しいものを聞かれるといつも「時間が欲しい」と答えますが、さすがにプレゼントで時間をもらうことはできないし、言われたほうもすごく困ると思います。でもその困って悩んでくれた時間こそが僕にとってはギフトになっているので、僕はそれで充分です。

きっとみなさんも同じで、プレゼントの中身より悩んだり、考えたりその人に費やした時間が大切だったりするんじゃないでしょうか。だから、「ギフトコンシェルジュ」を読んで、いろいろ思いを巡らせている今が、相手にとってはギフトになると思います。

今回は、僕の好きなものと優希くんの話ばかりでしたが、楽しんで読んでもらえていたらうれしいです。 

<おわり>

 

プロフィール:古谷大和(ふるや やまと)

1991年5月4日生まれ。東京都出身。「MANKAI STAGE『A3!』」、舞台「KING OF PRISM」、「ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~」など人気作品に多数出演する。12月3日に公開される映画「MANKAI MOVIE『A3!』~SPRING&SUMMER~」にシトロン役で出演している。

オフィシャルサイト:https://furuya-yamato.com/
Twitter:https://twitter.com/ya_ma_to_hiro
Instagram:https://www.instagram.com/furuyamato/
ブログ:https://ameblo.jp/furuyamato/

朗読劇『M・A・D朗毒』
2021年11月19日(金)~28日(日) 横浜赤レンガ倉庫 1号館3Fホール

MAD朗毒FIX

「どこかで聞いたことがある・・・これって、もしかしてアレ?!」

でも、こんな展開は聞いたことがない!!

“この物語はなんだ・・・ヲマエには解るはず!”

禁断の朗毒劇が幕を開ける!

※この作品は劇薬のため、DVDや配信の予定はございません。必ず劇場でお楽しみ下さい

オフィシャルサイト:https://www.lol-w.com/MADpoison/
Twitter:https://twitter.com/MADpoison_stage

関連記事

高橋健介さんが「映画演劇 サクセス荘」のメンバーに贈るギフトを考える 楽屋差し入れや、関係者へプレゼントを贈る機会の多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何を[…]

高橋健介
関連記事

東啓介さんが「つまり好きって言いたいんだけど、」の共演者に贈るギフトを考える 楽屋差し入れや、関係者へプレゼントを贈る機会の多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとし[…]

東啓介2
関連記事

前川優希さんがギフトについて考える【「M・A・D朗毒」前編】 楽屋差し入れや、関係者へプレゼントを贈る機会の多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクト[…]

前川優希1
古谷大和1
最新ギフト情報をチェックしよう!