ブックカバーの作り方
<用意する物>
- プレゼント用の本
- ラッピングに使用する包装用の紙
<ブックカバー型ラッピングの包み方>
まず気に入った紙を選び、本の大きさに合わせて切ります。
今回ラッピングに使用する紙は、包む本の大きさに対して横に+6cm、縦に+10cmのサイズで作成しています。お手元にある本のサイズに合わせて、バランスを見ながら調整してください。
次に紙を裏返しにして机に置き、上下を2cm折ります。
今度は表面を上にして置き、下から半分のところで2つに折ります。
紙を本の上辺に合わせて置き、半分に折り目をつけた下半分を本の下辺に合わせる形で、縦のサイズを調整します。
縦のサイズを合わせる際に紙が余った部分は、カバーのポケットになります。
サイズが決まったら、ポケット部分を上辺に対して平行に折ります。
紙を裏側にして本を置き、左右にはみ出ている部分を内側に向けて折ります。
左右の袋になった部分に、本の表紙を入れて完成です。
カバーの下部がポケットになっているので、手紙やメッセージカードを入れて渡すことができます。
また今回は、長方形の紙にパンチで穴を開けて紐を結び、しおりにしました。
ポケットに収めたしおりにメッセージを添えるのもオススメです。詳しい作り方は、ページ最後に掲載する動画の中で紹介していますので、ぜひご覧ください。
<アレンジ方法>
無地のペーパーでも、お好みのマスキングテープやシールを組み合わせて貼ることでグッと素敵になります。
自由にアレンジを加えて、世界で1つだけのブックカバーを作りましょう。
おしゃれなブックカバーで本の世界に奥行きを
今回は、大切な本を包むブックカバー風ラッピングをご紹介しました。紙の大きさを変えれば文庫本だけでなくハードカバーや新書・大型本にも自在に対応できるので、サイズに悩むことなく、贈る方や贈る本のイメージに合ったラッピングを自宅で簡単に行うことができます。
本を贈るということは、ただ物をプレゼントするという以上に、読むという体験そのものや、その本に託した送り手の想いを伝える行為。大切な方への特別な贈り物は、ラッピングにも想いを込めてこだわりたいものです。
またプレゼント用だけでなく、普段から気に入ったデザインのブックカバーがなかなか見つからないという方も、ぜひ自分用に試してみてくださいね。