連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第30回 山本涼介さん

連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」 第30回山本涼介さん

山本涼介さんがギフトについて考える

楽屋差し入れや、関係者同士でプレゼントを贈りあうことが多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクトするか、差し入れはどんなタイミングで何を届けるかなどを考えてもらう。

今回は、9月8日(木)から始まる舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」に出演する山本涼介さんが登場。作品のことやプレゼントのエピソードなどを話してもらった。

(撮影:山内洋枝/スタイリスト:MASAYA/ヘアメイク:佐藤由香/取材・文:中村佳子)

舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」について

第30回の「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」を担当する、山本涼介です。今日はギフトにまつわるエピソードや、僕が出演する舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」のお話をします。

舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」とは

山本涼介

舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」は、二宮敦人さんによる小説が原作の作品で、病院を舞台に3人の全く違う考え方を持った医師が、様々な状況に置かれた患者さんの死と向き合っていく話です。

僕は桐子修司という、闘病に疲れた患者には無理に延命治療を行わずに、自分らしく余命を過ごすことを勧めることから死神と呼ばれている、風変わりな医者を演じます。

初めて原作を読んだときは、人の死をまだ身近に感じたことがない僕にとっては、どうやって解釈すればいいか、すごく難しかったです。奇跡にすがってでも生きたい、生かせたいと思う人もいれば、闘病に苦しみながら最期を迎えるより、有意義な時間を過ごすべきだと考える人もいて。そこに正しいとか間違っているとかはなくて、10人いれば10通りの死に対する価値観があるということに改めて気づかされました。
生きるための少ない可能性に賭けてみるか、死に向かって自分らしく生きるか、そんなハードな選択肢を与えられた経験がある人って少ないと思うので、この作品を通して疑似体験というか、自分だったらどうしたいか考えるきっかけになると思います。

よく僕の母親も「寝たきりになってまで生かそうとしないで」っていうんですけど、僕自身も同じで、最後まで自分らしく、意識がある状態でハッピーだったなって思いたいというのが、今の気持ちです。そういう意味では桐子の考えに近いですね
でも5年後10年後、子どもが生まれたりしたらその子との時間を1分でも長く……って思うようになって、考えが変わるかもしれない。本当に難しいテーマですね。

山本涼介

舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」のみどころ

これまでの作品では与えられた役のイメージに近づけるように演じることが多かったのですが、今回の舞台は、「このセリフはこう言った方が伝わりやすいんじゃないか」とか「この場面は先に見せたほうがいいんじゃないか」とか、みんなで話しながら作っている感じです。作品全体のことに加えて、僕だったら、桐子ならこう言うんじゃないか……とか役の細かいディティールも考えながら、ものづくりに携わっているという実感をもって取り組んでいます。
極端な話、今日稽古した場面が次の日の稽古ではなくなることもあったり、最終形が見えない状態で進んでいくという、すごくヒリヒリする経験をさせてもらっています。

僕自身、医療系をテーマにした作品に出演するのは初めてなので、発したことのない難しい医療用語に四苦八苦しているんですけど、それもまたひとつ成長するきっかけにしていきたいですね。

プレゼントについてのエピソード

それではここからプレゼントについて、お話します。

山本涼介

お母さんから記念の腕時計

実は今年でこの仕事を始めて10周年だったんですけど、5月の誕生日に10周年記念として母親からいい腕時計をプレゼントされました。それまでは腕時計って持たなかったんですけど、それをきっかけにつけるようになりました。普段は自宅に飾っているんですけど、つけると大人になったなって感じますね。母親が「困ったら売りなさい」って、照れ隠しとかではなく言っていたので、僕も「わかった」って心して受け取りました。

母親とは普段ほとんど会わないし、電話が来ても面倒くさいって思っちゃったりして……ダメなんですけどね。すごくさっぱりした関係だから誕生日にプレゼントを贈りあうこともなかったし、腕時計をもらった時はびっくりしたんですけど、しっかりメンテナンスして売ることがないよう大事にしたいと思います。

参考商品・出展/ ジャックロード

磯村勇斗さんとのエピソード

プレゼントを贈る習慣はあまりないんですけど、共演者にプレゼントを贈ったことが1回だけあります。「仮面ライダーゴースト」で共演した磯村勇斗くんの誕生日

たしか僕の誕生日に磯村くんから「紫と赤どっちが好き?」っていう、におわせLINEがきたんですよ。何か選んでくれているんだろうなとは思ったんですけど、「紫かな」とだけ返して。そしたらヘッドホンをプレゼントしてくれたんですよ。

参考商品・出展/SONY

だからそのお返しで、もらったものよりちょっと高いものをあげようと思って、彼が好きなブランドのキーチェーンをあげました。「仮面ライダーゴースト」はもう7年前ですけど、撮影が終わってからも会うようなそこまで仲良くなった共演者は磯村くんくらいですね。

参考商品・出展/Bottega Veneta® 日本

山本涼介的プレゼントの心得

ちょっとしたプレゼントには、ギフトチケット

本当にプレゼントをあげる習慣がないので、思い出せるのは今話した2つくらいなんです。だからもしプレゼントをあげる場面になったら本人に何が欲しいか聞いちゃうと思います。それともググるか。的外れなものをあげちゃったら相手も困るじゃないですか。

友達の誕生日にはプレゼントといえるほどじゃないですけど、よく1,000円くらいのLINEギフトをあげますね。スターバックスコーヒーのギフトチケット3回分とか、お酒を飲む人にはビールとからあげくんとか、少しその人の趣味を取り入れて。コンビニみたいな誰でも行くところなら便利に使ってもらえるじゃないですか。一応「家の近くのコンビニ、何?」って聞いてみたりして。

大事な人と人生観を見つめるきっかけに

今回プレゼントについて初めてちゃんと考えてみたんですけど、やっぱりプレゼントする時は王道を調べてから選ぼうと思いました。せっかくなのでその時はギフトコンシェルジュから「20代 男性 プレゼント」で検索しますね。

最後に舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」について。
人の生死というすごく難しいテーマの舞台ですが、皆さまにとってもそれぞれ人生観を見つめるきっかけになると思います。ご夫婦やご両親など大事な人と観に来ていただけたら、その人がどういう死生観を持っているかを知るきっかけにもなる作品だと思います。
舞台は映画やドラマと違って、1日1日全く違うその場の空気感を味わえるというのが面白いところなので、ぜひ会場に足を運んでもらって、生の熱量を感じてもらえたら嬉しいです。

<おわり>

プロフィール:山本涼介(やまもと りょうすけ)

山本涼介

1995年5月15日生まれ。奈良県出身。2009年「スタイルフィットボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリスト。ドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス 2011」で俳優デビュー。2014年から2020年まで「Men’s NON-NO」で専属モデルを務める。以降「仮面ライダーゴースト」、ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」、舞台『弱虫ペダル』The Cadence!など人気作品に出演している。2023年公開予定の「映画刀剣乱舞-黎明-」に膝丸役で出演する。

オフィシャルサイト:https://www.ken-on.co.jp/yamamoto/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnhqiD6rMhxL4SLOjw3gGlQ
Twitter:https://twitter.com/ryosuke_y_515
Instagram:https://www.instagram.com/ryosuke_y_515/

 

舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」

2022年9月8日(木)~9月11日(日)
東京・CBGKシブゲキ‼
公式ホームページ:http://www.tobooks.jp/lastdoctors-stage/index.html

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