連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第24回 加藤将さん

連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第24回加藤将さん

加藤将さんがギフトについて考える

楽屋差し入れや、関係者同士でプレゼントを贈りあうことが多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクトするか、差し入れはどんなタイミングで何を届けるかなどを考えてもらう。

今回は、5月8日(日)から始まる舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~に出演する加藤将さんが登場。舞台の話やギフトに関するエピソードなどを聞いた。

(撮影:藤井洋平/スタイリスト:MASAYA/ヘアメイク:佐藤由佳/取材・文:中村佳子)

舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~について

第24回の「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」を担当する、加藤将です。今日は5月8日(日)からシアター1010にて上演される、舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~についてお話をします。

加藤将

舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~とは

舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~は、シリーズ累計発行部数400万部突破した人気コミック「抱かれたい男1位に脅されています。」(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)の劇中劇『紅葉鬼』を実際に舞台化した作品です。

今回は2019年の舞台「紅葉鬼」、2021年舞台「紅葉鬼」~童子奇譚~に続く3作目にして、完結編となります。
僕は、原作「抱かれたい男1位に脅されています。」に登場する東谷准太演じる酒吞童子を演じます。同じく原作登場キャラクターである西條高人演じる経若は、舞台「紅葉鬼」、舞台「紅葉鬼」~童子奇譚~に続き陳内将さんが演じ、鬼たちと人間がたどりゆく数奇な運命と宿命の戦いの結末を描いていきます。

舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~の見どころ

「紅葉鬼」は劇中劇ではありますが、ストーリーはオリジナルの作品なので、原作がないという意味で難しさと面白さを感じています。特に町田(慎吾)さんの演出はすごくエンタメ性が高いということは以前から拝見して感じていたんですが、キャラクターの人間性までしっかり伝わってくるところがとても魅力的で、それをしっかりと表現するためにみんなでイチから作っていく、その過程に携われているというのはとても楽しいです。こうしよう、ああしようって話しながら、完璧だと思えるものに近づけていくためにみんなが力を合わせているという感覚はこの舞台ならではなのではないでしょうか。

作品のテーマとしては、鬼と人間の共存というのが一番に挙げられると思います。だから僕としても自分ごととして捉えられるというか。世界では戦争が起きてしまったりしていますが、人間と自然とか、人間と動物とか、対立とか利害があるなかで、どうやって共存していくかということは、やっぱり考え続けないといけないということを思いながら日々稽古をしています。

ギフトについて

それでは早速ギフトについてお話したいと思います。

加藤将

舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~で共演する陳内将さん

ではまず、今回共演させていただく陳内将さんのお話から。
陳内さんとは舞台で共演するのは今回が初めてで、稽古のたびに勉強させていただくことばかりです。稽古場での居住まいや役者としての技術ももちろんなんですが、加えて陳内さんは視野がすごく広い。カリスマ性があって、まさに高人さんそのものっていう感じなんです。うわ、高人さんがいるって思うときがあるくらい。

陳内将さんからもらったTシャツ

この前そんな陳内さんから、陳内さんグッズのTシャツをもらいました。僕が好きなトマトスープをおすそ分けしたことがあって、そのお返しでいただいたんですが、トマトスープと比べ物にならないいいものをもらっちゃったなって思いました。陳内さんの顔がプリントされたTシャツなんですけど、若干、何か僕に訴えかけてきているようなメッセージ性すら感じてしまっています。

陳内さんって、きちんとしてカッコいいイメージが強いと思うんですけど、実際、僕もそう思っていたんです。でも、付き合いが長い役者さんたちに言わせると、実は甘えたりイジったりできる先輩なんですって。「じんちゃん」って呼んだりしていて。意外な一面というか、僕もこの舞台を通して陳内さんとそのくらいの関係性を築きたいと思っています。

スープモナカ3種のポタージュスープ
出典/参考:コレット カーサ

菊池修司さんの可愛いエピソード

あと、今回初めて共演する菊池修司くんなんですけど、顔合わせのときに膝の上でごそごそやっているからちらっと見てみたら、アポロを取り出して、ビニールの包みをそっと開けて、箱から一粒出そうとしてて。でも静かにしなきゃいけないからそっと箱を振るんですけど全然出てこなくて、ずっとアポロの箱と格闘していたんですよ。それがめちゃめちゃかわいくて大好きになりました。菊池くんはアポロが好きだということはしっかり覚えたので、何かのときに差し入れたいと思います。

出典/参考:株式会社 明治

お母さんへのプレゼント

プレゼントはあまり慣れていなくて、家族へもちゃんと贈ったことがないかもしれません。母の日も毎年恒例でカーネーションを贈るっていう程度だし。でも家族に対しては、これまで心配とか迷惑をかけてきたのに、大人になってからも親孝行ができていないことがずっと引っかかっているんですよ。だから、プレゼントするとしたら物じゃないですけど、いつか、書き下ろしてもらった舞台で家族を題材にして、僕が舞台上から母親に感謝の思いを伝えるようなことができたらいいですね。それが母親へ贈りたいプレゼントであり、密かな自分の夢でもあります。

カーネーション
出典/参考:母の日 アレンジメント「ロゼボヌール」

加藤将流プレゼントの心得

プレゼントを贈るって、僕にとってはそれなりの覚悟がいるイベントなんです。だから選ぶときは、絶対に手を抜かないようにしたいです。例えば同じ駄菓子を贈る場合でも、本当にその人のことを考えて何が好きだったか思い出しながら贈るのと、妥協して駄菓子にするのでは相手への伝わり方が違うんじゃないかと思います。だからセンスとかじゃなくて、気合で選ぶっていうのを一番大事にしたいです。

加藤将

最後になりますが、今回、陳内さんと舞台初共演ですが、陳内さんは演技というお仕事の面以外でも僕が考えている3歩先くらいまで考えを巡らせていて、お話しするたびに学びがあるんです。陳内さんとご一緒させていただいて、自分でもスポンジのように吸収しているのを感じています。

皆さまには僕の成長に期待してもらいつつ、これからどんな舞台に仕上がるのか楽しみに観に来てもらえるとうれしいです。

<おわり>

プロフィール:加藤 将(かとう しょう)
加藤将
1992年9月21日生まれ。兵庫県出身。2012年ミュージカル『甲子園だけが高校野球ではない』でデビュー。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、舞台『刀剣乱舞』など人気作品に多数出演している。2022年6月10日から舞台『薔薇王の葬列』に出演予定。オフィシャルサイト:https://kato-sho.com/
Twitter:https://twitter.com/_sho_kato
Instagram:https://www.instagram.com/sho_kato0921/
舞台『紅葉鬼』~酒吞奇譚~
2022年5月8日(日)~5月15日(日)
シアター1010

©DO1 PROJECT/舞台「紅葉鬼」製作委員会

公式ホームページ:https://kouyouki.com/
Twitter:https://twitter.com/kouyouki_b

「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」記事一覧

連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第24回加藤将さん
最新ギフト情報をチェックしよう!