連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第20回 本田礼生さん

連載「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」第20回 本田礼生さん

本田礼生さんがギフトについて考える

楽屋差し入れや、関係者同士でプレゼントを贈りあうことが多い人気俳優たち。本連載では、そんな彼らにいま取組んでいる作品について話を聞きながら、共演者へプレゼントを贈るとしたら何をセレクトするか、差し入れはどんなタイミングで何を届けるかなどを考えてもらう。

そして今回は、舞台「アクダマドライブ」に出演する本田礼生さんが登場。3月10日から始まる、舞台「アクダマドライブ」の話や本田さんのギフトに関するエピソードなどを聞いた。

(撮影:藤井洋平/取材・文:中村佳子)

舞台「アクダマドライブ」について

第20回の「ぼくたち、1日ギフトコンシェルジュ」を担当する、本田礼生です。

本田礼生

舞台「アクダマドライブ」とは

舞台「アクダマドライブ」は、人気アニメ「アクダマドライブ」が原作の作品です。戦争によって「カントウ」の属国となり、高度に発展しながらも犯罪が横行するようになった「カンサイ」を舞台にしたクライムアクションで、アクダマと呼ばれる犯罪者たちがそれぞれの美学を貫きながら、警察や政府と闘い、世界の裏側に迫っていく物語です。

原作のアニメは、映像のカッコよさや「全・員・悪・玉」という世界観がとても面白く、一気見しました。テーマ曲もオープニング映像もオシャレでカッコイイ。話が進むにつれてこの作品の本質が見えてきて、最終的にはとても考えさせられる内容でした。

今回、僕は推定懲役967年の超S級のアクダマ・殺人鬼を演じます。殺人鬼はこの作品の登場人物の中でも特にいろんな表情を見せるので、そこをどうやって表現しようかとすごく考えているところです。

原作を好きな方にはアニメの世界観を壊さずに、初見の方には原作の魅力を含めて伝えられるように、多分、原作を知っていると知らないとでは観るポイントが全く違ってくると思うので、それぞれ楽しんでもらえたらうれしいです。

舞台「アクダマドライブ」のみどころ

演出の植木豪さんはダンスの世界でもとても有名な方で、まさにレジェンド。僕がダンスをやっていた頃から尊敬している方なので、今回ご一緒できるのはすごくうれしいです。豪さんがどのような、舞台「アクダマドライブ」の世界観を作るのか楽しみです。豪さんにしか描けない作品になるのは間違いないので、僕自身もワクワクしています。僕としては、“殺人鬼”として狂気の部分は絶対的に大切にしつつ、その中にもカワイイ、カッコいい、不気味……いろんな表情が入ってくる役だと思うので、徐々に露になる狂った部分をしっかりと演じることで、そこも見どころになるように頑張ります。

ギフトについて

さて、ここからは僕が今作の共演者にギフトを贈るとしたらどんな物にするのか、を考えていきます。

本田礼生

蒼木陣さんには一緒に使えるバイクを

今回共演する蒼木陣くんは、中学からの友人。しかもその頃から一緒にダンスに没頭してきた仲間です。親友というより、家族に近い関係です。地元の愛媛にいたころから家族ぐるみの付き合いをしていて、僕が家にいなくても陣が僕の家でくつろいでいるような関係でした。なので陣とは、お互い誕生日プレゼントをリクエストし合えるんです。何年か前の僕の誕生日にはApple Watchをリクエストしてプレゼントしてもらいました。毎年リクエストし合っている訳ではないんですが、そのときはたまたまタイミングが合ったのでそうなりました。

Apple Watch SE
参考商品/出典:Apple

陣はおっとりしていて優しくて不器用だけど、まじめな頑張り屋さん。僕はまあまあ器用で、せっかちだから一緒にいると全然ペースは合わないし、正反対な性格だと思います。でも長年一緒にいるので、お互い遠慮なく自分のペースで一緒に過ごせます。せっかちの僕が陣を急かすとか。

今、僕が陣に何かプレゼントするとしたら、多分バイクかな。今回の役作りのためにも。陣、バイクに乗れるのかな?どうなんだろう。あとは……思いつかないのでやっぱり本人に聞いちゃいます。どんなリクエストが来るのかも楽しみですし。どうせなら「陣が喜んでくれて、僕も使えるような物」だとベストです。感覚としては、陣のものは僕の物、僕のものは陣の物みたいなところもあるので。

ウイスキーが飲めるようになった

去年、舞台の公演期間中に誕生日を迎えました。そのとき共演者の方にウイスキーをいただきました。僕、ビールは飲めるんですが、お酒があまり得意じゃなくて、ビールもトレーニングを積んで少しずつ飲めるようになりました。なので、今もほかのお酒はほとんど飲めません

そんな話をしたことがあったのですが、そしたらハイボールを飲めるようになったら良いんじゃないかと、誕生日にウイスキーをプレゼントしてくれました。自宅でそのウイスキーと炭酸でハイボールを作って飲んだら、すごく飲みやすくて飲めたんです、ハイボール。

ただ、どうやらいただいたものは高級なウイスキーだったらしく、ハイボールを飲めるようになったと言っていいのかどうか、実は怪しい所ではあります。みんなでワイワイと行くようなお店では、ウイスキーの銘柄指定でハイボールを頼むようなことはあまりできないでしょうし。そもそもいただいたウイスキーがどのくらい価値があるものなのかもわからない僕なので、そこからのトレーニングというか勉強が必要なのかも。とはいえ、ハイボールを飲めるようになるきっかけをいただいた先輩には感謝しています。

サントリーシングルモルトウイスキー 山崎12年
参考商品/出典:サントリー

楽屋で使えるハンモック

あとコロナ禍になってから楽屋で密を避けるために、一人ひとりのスペースが広くなったこともあり、そこで使えるからと、共演者の方から自立式のハンモックをプレゼントしてもらったこともあります。

ハンモックって最初は恐る恐る乗るのですが、慣れるとすごく心地よくて最高です。すっぽり包まれて安心感があって。もしいただかなかったら、自分で買うことはなったと思うので、そういう自分が知らない良いものをプレゼントしてもらうのは、うれしいです。

FIELDOOR ハンモック
参考商品/出典:FIELDOOR(フィールドア)

家ではゲームとギター

最近、自分で買ったものといえば、「Pokémon LEGENDS アルセウス」です。ゲーム好きなので、新作が出たらすぐ買います。買ってもすぐには出来なかったりもしますが、とりあえず買います。雑誌で主にゲーム関連の連載を持たせていただいているので、ゲームに関しては趣味の範疇をちょっと超え始めてきています。

あとは、ちょっとしたきっかけから、アコースティックギターが弾けるようになりたいと思って、アコギを買って自己流で練習しています。今はコードとか奏法をいろいろ試したりしています。仕事で弾くとかそういうのは全く考えていないのですが、家に帰ってギターを触る時間が、いい息抜きの時間になっています。ただ、僕は、すぐ飽きちゃうタイプなので、いつまでギターを触っているのかは、僕にもわかりません。続くかもしれないし他に違う趣味を見つけるかもしれない。でもなんとなくギターは続くような気がしています、今は。

F620
参考商品/出典:ヤマハ

本田礼生流プレゼントの心得

本田礼生

自分のためだけに欲しいものをリクエストしてもらう

家族や身近な人にプレゼントを贈るときは、あれこれ考えちゃって決まらないんです。なので、その人の誕生日が近づいたら何が欲しいか聞いちゃうスタイルです。リクエストの物をプレゼントしてあげられるかは別ですが、なるべくリクエストに応えます。
普段、自分で自分のためだけにスペシャルなものを買うって、みんな、なかなかできないと思うんです。だから誕生日には、全力で自分のことだけを考えて、欲しいものをリクエストしてほしいです。年末年始で愛媛に帰ったときは、母と一緒に買い物に行って、母に欲しいものを選んでもらった結果、バッグをプレゼントしました。

愛媛の名物といえば鯛

そういえば、今回帰省したときは、宇和島の鯛を食べました。愛媛といえば鯛。皆さんの中では、愛媛といえばみかんのイメージが強いと思うんですが、瀬戸内海があるので海鮮も美味しいです。あとは、愛媛銘菓の一六タルトや、母恵夢とか。愛媛はとにかく食べ物が美味しいです。なかでも鯛は一番のおすすめ。もちろん、みかんもおすすめです。

愛南真鯛3種食べ比べセット
参考商品/出典:愛南漁協公式オンラインショップ

プレゼントを選ぶときのコツ

僕が選んで渡す場合は、まずその人が自分では買わなさそうなものをプレゼントするように心がけています。例えば、僕が使っているおすすめのものについて話したときとか、相手が興味を持っていそうだけど、買うまではいかなさそうなものをあげる感じです。去年は僕が使っているマッサージガンをマネージャーにプレゼントしました。普段そんなことしないので、すごく驚かれましたけど、とても喜んでくれました。自分では買わないけど、あったら良いなって思うもので、かつ、あまりプレッシャーにならならないものを選ぶようにしています。

ちょっとした差し入れで心遣いを

あと、プレゼントじゃないんですが、舞台の稽古場へ差し入れたりします。休憩でさっと口に放り込める甘いお菓子とか、ゼリードリンクとか、実家から送ってもらったみかんを箱ごと持って行ったりもします。共演者やスタッフさんの層によって、どういうものがいいか考えたり、自分が欲しているものを差し入れます。
そういえば、先日「アクダマドライブ」の稽古期間中に共演者の桜庭大翔くんが誕生日を迎えたんですが、桜庭くんはいつもプロテインを飲んでいると聞いていたので、大量のプロティンをプレゼントしました。

ホエイプロテイン
参考商品/出典:楽天24 ドリンク館

プレゼントってしょっちゅうするものではないので、贈りなれていない方も多いと思うんですが、まずはちょっとした差し入れのような心遣い的なことを日頃からやってみるといいんじゃないでしょうか。

僕もファンの皆さまからプレゼントをいただく機会が多いので本当に感謝しています。僕のために選んでくださるその気持ちがとてもうれしいです。直接お返しを渡すことは難しいのですが、舞台の上からお返しできるように日々頑張っています。今は舞台「アクダマドライブ」本番にむけてカンパニーの皆さんと一緒に、より良いものをお届けしようと励んでいますので、ぜひ劇場へ足を運んでいただければうれしいです。劇場でお待ちしています。

今回の僕なりのギフトへの話が皆さんのギフト選びの参考になればうれしいです。

<おわり>

 

プロフィール:本田 礼生(ほんだ れお)
本田礼生
1992年10月28日生まれ。愛媛県出身。2015年ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 菊丸英二役として出演し注目を集める。その後、「THE CONVOY SHOW」、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ、舞台「鬼滅の刃」シリーズ、舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-など人気作品に多数出演。
Twitter:https://twitter.com/honda_reo
オフィシャルサイト:https://honda-reo.com/

 

舞台「アクダマドライブ」
2022年3月10日(木)〜3月21日(月・祝)
会場:品川プリンスホテル ステラボール
2022年3月26日(土)・3月27日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール


全・員・悪・玉
犯罪者アクダマたちのクライムアクション開幕!
遙か昔、カントウとカンサイの間で戦争が起き、世界は分裂した。
カンサイはカントウの属国となり、独自の発展を遂げていった。
しかし、政治と警察力は衰退し、犯罪が横行。 その犯罪者を アクダマ と呼ぶ ―。

本作品の舞台となるのは、高度に発達しながらも歪んだ社会。
その中で、アクダマたちはいかにして自分らしくあろうとするのか。
一堂に会したアクダマたちの美学がぶつかり合う。

公式ホームページ:https://akudamadrive-stage.com/
Twitter:https://twitter.com/akudama_stage

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